この記事は、「AOMEI Backupper」の開発元のAOMEI Technologyさんから、製品(Professional版)提供・レビュー記事執筆依頼を受けて執筆しています。
パソコンを使っていて最も怖いのは、「データが消えてしまう」こと、「動作しなくなってしまうこと」ではないでしょうか。
ウイルス感染、ソフトの不具合、故障、雷、消してはいけないファイルの削除、など・・・、様々な理由で、パソコンは突如壊れてしまいます。
備えあれば憂いなし、ということで必要なのが「PCのバックアップ」です。でも僕は面倒くさがって、ずっとしていませんでした。やるべきだ、ってわかっているのに。
そんなときに、AOMEI Technologyさんから、バックアップソフト「AOMEI Backupper」のレビュー依頼・製品提供を受けました。使ってみると、なかなか使いやすい!
というわけで今回は、「AOMEI Backupper」のレビューを書いていきます!
ダウンロード~インストール
まず、以下の公式ページにアクセスします。
そして、「今すぐダウンロード」をクリックすると、インストーラー(僕がダウンロードしたときは、「AOMEIBackupperSetup.exe」というファイル名でした)がダウンロードされます。ちなみに、容量は148MBほどありました。
そしてダウンロードしたそのファイルを実行し、手順に従ってインストールしましょう。
ライセンスについて
ライセンスについてです。「AOMEI Backupper」は無料でダウンロード・インストールできますが、そのまま無料で使った場合、機能に制限がついてしまいます(詳しくはこちらの公式ページをどうぞ)。
ライセンスにはいろいろ種類がありますが、個人で使うなら無料の「Standard版」か有料の「Professional版」で良いでしょう。
とりあえずまずは無料の「Standard版」を使ってみて、より高度な機能を使いたいなら有料の「Professional版」を使うと良いでしょう。
このレビュー記事は、開発元のAOMEI Technologyさんから提供されたProfessional版ライセンスを適用した「AOMEI Backupper」をもとにして執筆しました。
使ってみた
さっそくインストールしたこのソフトを実行!
ライセンスキーの登録
まず最初に出てきたのはこの画面。
有料版のライセンスキーを持っている場合は、「登録」をクリックしましょう。
そして、ライセンスキーを入力し、「登録」をクリック。
この画面が出たら登録成功。「はい」をクリックしましょう。
今回は、「Professional版」のライセンスキーを入力しました。画面が「Standard版」とは違うことがわかります。
「バックアップ」機能
「AOMEI Backupper」のバックアップ機能は4種類あります。
・システムバックアップ
・ディスクバックアップ
・パーティションバックアップ
・ファイルバックアップ
基本的には、バックアップすると、拡張子が「.afi」のファイルになります。復元するときにはそのファイルが必要になります。
また、スケジュールを設定することもできます。スケジュールで設定すると、その時間に自動的にバックアップされます。
各バックアップの画面にある「スケジュール」をクリックすると以下のような画面になるため、この画面で設定します。
さて、各バックアップ機能について書いていきます。
システムバックアップ
「システムバックアップ」では、Windows全体をバックアップできます。なんかWindowsの調子が悪い?なんて時に、システムバックアップで取ったバックアップがあればもとに戻せます。
1.「システムバックアップ」をクリックして・・・
2.保存先を指定し、「開始 >>」をクリックするとバックアップが始まります。
ディスクバックアップ
ディスク全体をバックアップします。パソコンの中のほか、USBメモリとか外付けHDDとかそういったものもバックアップできるようです。
1.「ディスクバックアップ」をクリックして・・・
2.「ディスクを追加」とクリックし、バックアップしたいディスクを選択します。
3.保存先を指定し、「開始 >>」をクリックするとバックアップが始まります。
パーティションバックアップ
パーティション・ボリューム単位でバックアップできます。「Cドライブだけバックアップ」とか「Dドライブだけバックアップ」とかが可能です。
1.「パーティションバックアップ」をクリックして・・・
2.「パーティションを追加」をクリックし、バックアップしたいパーティションを選択。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックするとバックアップが始まります。
ファイルバックアップ
指定したファイル、フォルダだけをバックアップします。非常に早いスピードでバックアップは終わります。
1.「ファイルバックアップ」をクリックして・・・
2.「フォルダを追加」か「ファイルを追加」をクリックし、バックアップしたいフォルダもしくはファイルを選択。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックするとバックアップが始まります。
「同期」機能
※:執筆途中でアップデートが入り、画面が少し上とは変わっています。
同期の機能は4種類あります。
・ベーシック同期
・リアルタイム同期
・ミラー同期
・双方向同期
また、バックアップ機能と同じようにスケジュールの設定をすることもできます。スケジュールを設定すると、その時間に自動的に同期されます。
各同期の画面にある「スケジュール」をクリックすると以下のような画面になるため、この画面で設定します。
僕のパソコンは容量があまり多くないため、同期は試していませんが、各同期機能の使い方を書いていきます。
ベーシック同期
指定したフォルダを、指定した同期先にかんたんに同期できます!
1.「ベーシック同期」をクリックして・・・
2.「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックすると同期がはじまります。
リアルタイム同期
「リアルタイム同期」では、同期元のフォルダに変更が発生したとき、リアルタイムに同期先に自動的に同期してくれる、という感じのようです!
1.「リアルタイム同期」をクリックして・・・
2.「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックすると同期がはじまります。
ミラー同期
ミラー同期は、「同期先のファイルは常に同期元のファイルと同じファイルを保存する」というもののようです。(つまり、同期元から削除したファイルは同期先でも削除される)
1.「ミラー同期」をクリックして・・・
2.「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックすると同期がはじまります。
双方向同期
双方同期では、「同期元フォルダか同期先フォルダでファイル情報が変更されると、もう片方でも同じように情報を変更する」というもののようです。
1.「双方向同期」をクリックして・・・
2.「フォルダを追加」をクリックし、同期したいフォルダを選択します。そして保存先を指定し、「開始 >>」をクリックすると同期がはじまります。
「復元」機能
バックアップファイルから復元することができます。
「タスクを選択」と「イメージファイルを選択」の2つの方法から復元することができます。今回は、「タスクを選択」から復元しました。
一覧から、復元したいファイルを選択し、「次へ>>」をクリックします。
今回は、実験としてバックアップしておいたフォルダを削除し、復元してみることにしました。
「次へ>>」をクリック。
「元の場所へ復元。」か「新しい場所に復元。」か選択し、「開始>>」をクリックすると、復元がはじまります!
復元したところ、かなりスピーディーに復元が終わりました!
「クローン」機能
AOMEI Backupperではクローンの機能もあります。僕はクローン先にできるHDD・SDD等は持っていないので、ここでは割愛します。
「ツール」
・ブータブルメディアの作成
・イメージをマウント
・ログ
・イメージをチェック
・配置をエクスポート/インポート
・メール通知設定
この中でも特に、「ブータブルメディアの作成」でブータブルメディアを作ると、仮にWindowsが起動しなくなっても、作成したブータブルメディアからAOMEI Backupperを起動させることができるようになりますので安心できます!
また、「イメージをマウント」をすることで作成したバックアップファイル(afiファイル)の中身のファイルを見ることができます!
痒いところに手が届く感じでいいですね!
まとめ・感想
「AOMEI Backupper」について書いていきました。
結論から言うと、めちゃくちゃ使いやすい!
バックアップのスピードはびっくりするくらいスピーディで、UIデザインも非常に見やすい!なので、ソフトを使いこなすのが苦手でも直感的な操作で簡単に使えるかと思います!
「ブータブルメディアの作成」や「イメージをマウント」などの機能も個人的にかなり気に入りました。
無料版でも多くの機能が使えますし、まずは無料版から試してみてはいかがでしょう。かなり使いやすいですよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!