人を見た目で判断する人が嫌いってわけでもなければ好きでもない僕です。嘘です。嫌いです。自分を含めて。
というか人って無意識に人を見た目で判断してますよね。でも、そこには危険性があるよ、という内容の記事を書いていきます。
人は、人を見た目で判断する
”人”って生き物は、控えめに言って無能な生き物です。内面をひと目で見抜く能力だとかそういった類のものは持っていない(当たり前だ)。
だから自然と、見た目で判断しちゃうわけです。自覚の有無はともかくとして。
でも、見た目で判断するのは危険をともなう
人を見た目で判断するのは危険をともないます。
例えば、です。
ひとり。”見た目だけで言うならすごく爽やかなイケメン好青年”がいるとします。そしてもうひとり。”マスクとサングラスをかけている、見た目だけで言うなら不審者”がいるとします。
さて、どちらの人が詐欺師でしょう?
・・・、
答えは、”わからない”です。
というか、どっちが詐欺師でもおかしくないですよね。
詐欺師の人間がわざわざ不審な格好なんてするでしょうか。むしろ、「人は人を見た目で判断する」ということをしっかりと知っていれば、良く見える格好をすることでしょう。
なのになぜか「不審者の見た目といえば、マスクにサングラス」なんてふうに思われてたりします。
でも実際は、「とある、とにかく爽やかなイケメン好青年」が詐欺師かもしれないし、そんなことはわからない。わかるわけがない。
参考ツイート↓
防犯教室で子ども達に「不審者ってどんな人?」と尋ねると決まって「サングラスにマスクをかけて」と答えます。そんな不審者はいません。子どもを騙そうとする大人は普通の格好をして、優しい言葉で近づいてきます。子どもたちには、知らない大人の甘言にだまされないことを教えることが大切です。
— 大阪府警察防犯情報 (@OPP_seian) May 10, 2014
何が言いたいかというと、「騙そうとする人間は、まず見た目で人を騙す」ということです。営業マンのフリをした詐欺師だとしても、見た目が良いと思えれば信用してしまう。
見た目がいいだけの犯罪者に騙されてしまうかもしれない。だからこそ、人を見た目で判断するのは危険をともなうのです。
「自分は大丈夫」なんて思ってる人がいるかも知れませんが、それも危険です。詳しくは以下のオレオレ詐欺被害者に対する、警察庁の調査結果(引用)をご覧ください。
警察庁では、平成30年に、親族をかたるオレオレ詐欺の被害者や被害に遭いそうになった方、自ら見破った方に対する調査を実施しました。
・ 被害者の約9割が「(どちらかと言えば)自分は被害に遭わないと思っていた」と回答。
自ら見破った方と比較して、被害に遭う可能性を過小評価する傾向が強い。
・ また、被害者の約8割が、だましの電話を受けた後、連絡や相談を誰にもせず被害に遭っていることが判明。引用元:被害に遭わないために – 警察庁(閲覧日時:2020年04月01日)
まあとにかく気をつけましょう。
正直言って
色々書きましたが、正直言って僕は、見た目がヤバい人間からは静かに逃げますし、イケメンや美女がいれば「おー!」となります。内面を見抜けぬ無能です。